専門分野
背骨の老化による椎間板ヘルニアや靭帯骨化が脊髄神経を圧迫して手足のシビレや麻痺(頚椎症性脊髄症)、腰痛や下肢痛の痛み、歩行障害(腰部脊柱管狭窄症)が進行して神経障害に加えて体力低下が発生してしまうと手術でも回復が困難なため、障害が発生する前に神経の圧迫を取り去る手術を年間約100例(頸部椎弓形成術40例、腰椎除圧固定術60例)行っています。最近は頸椎腰椎とも脊髄神経が圧迫されている症例も増加し、年間約10例は頸椎腰椎同時手術を実施しています。いずれも術後翌日より起立歩行開始、術後10日で退院(約80%)されるように手術治療を計画実施できています。車の運転や家事、通常作業は退院直後から、スポーツや重労働は術後3ヶ月からお薦めしています。
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